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漢字を間違えやすい10の四字熟語!中学受験では意味を覚えれば大丈夫

並ぶ折り鶴

漢字が4つ並んでいる四字熟語は好き嫌いの分かれる単元です。

語彙の問題としても漢字の問題としても出題の可能性があるため、できるだけたくさん知っておきたいものです。

漢字で書くときは、当然ですが正確に書かなければなりません。ここでは、「正しく書けたと思ったのに1つだけ違った」ということの多い四字熟語を10コご紹介します。

よく使う漢字を当てはめてしまうのが原因

漢字を間違える子

間違いの原因はだいたい決まっています。「音(読み方)に合わせて、自分のよく書いている漢字を当てはめてしまう」ことが原因です。

思い込みや早とちりとも言えます。よく考えれば分かるはずなのに間違えてしまうため、大人が見ると歯がゆく感じるかもしれません。

改めて『正しく書けているか』『意識して書いているか』を確認しましょう。

間違えやすい四字熟語とその対処法

特に間違えやすい四字熟語10とその間違えを回避するためのポイントを挙げていきます。

お子さんが正しく書けるかどうか、まずはすべて漢字で書かせてみると良いでしょう。漢字が全く出てこない、もしくは四字熟語自体を知らない場合は、まだ漢字の話をするレベルではありません。反復練習で一度しっかり覚えこみましょう。

右往左往

意味:あっちへこっちへと行って混乱している様子

『右住左住(往⇒住)』と書いてしまいます。単純に見た目が似ているので間違えてしまうんですね。書いた本人も気づいていないので、自己採点では〇をつけてしまいがちです。結局間違えたままになっていることも少なくありません。

対処法は『往』という漢字の存在を知ることです。目的地へ向かうという意味の『往く』からきています。『右へ往ったり左に行ったり』という意味と結び付けて覚えましょう。

完全無欠

意味:足りないところがない状態

『完全無決(欠⇒決)』と間違えます。読み方の『ケツ』と聞くと、『決』がまず思い浮かぶということなんでしょう。よく使う漢字に引っ張られてしまうのは、ありがちな間違え方です。

対処法は、意味で考えることです。『完全で、欠けが無い』という意味が頭に入っていれば間違えません。

危機一髪

意味:わずかな差で危険を回避すること

『危機一発(髪⇒発)』と間違うことも多いのですが、そもそも『髪』が正しく書けません。小学校で習う字ではないので仕方のないことではありますが、四字熟語の一部として考えると、書けるようにしておきたい漢字ではあります。(中一で習う漢字です)

髪の毛一本ほどのわずかな差、という意味を知り、何度か『髪』を書く練習をするのが良いでしょう。左上のパーツは『長』ではなく、一画少ないものであることにも注意です。

玉石混交

意味:価値のあるものとないものが交ざっていること

『玉石混合(交⇒合)』と間違えることが多いのですが、その原因を「男女混合って言葉があるから」と言われたことがあります。なるほどなぁと感心しましたが、正しくは『混交』です。

『玉(価値のあるもの)』と『石(価値のないもの)』が『混交(入りまじる)』という意味、そして『ぎょくせきこんこう』という読み方を覚えることが大事です。

五里霧中

意味:見通しが立たず困ること

『五里夢中(霧⇒夢)』と間違えてしまいます。『むちゅう』と聞くと、頭の中で勝手に『夢中』に変換されてしまうようです。

『霧の中にいる』から見通しが立たないんだと、意味と合わせて覚えるようにすると一石二鳥。『霧』という漢字も書けるように、「あめかんむりにム」と覚えておきましょう。

自画自賛

意味:自分で自分を褒めること

『自我自賛(画⇒我)』と間違えてしまうのですが、これも五里霧中と同じパターンですね。『じが』と聞くと『自我』が頭に浮かんでしまうのです。

自分を褒めるのではなく、『自分の書いた画(絵画)』を褒めているのだということです。状況をイメージすると覚えやすくなるかもしれません。

取捨選択

意味:良いものを取って悪いものを捨てること

『取拾選択(捨⇒拾)』と書いてしまうことがあります。『取る』と『捨てる』では意味が逆なんですけどね。

『捨てる』と『拾う』は、四字熟語でなくとも間違えやすい漢字です。間違えやすいと知っておくだけでも、間違いを防げることもあります。

絶体絶命

意味:逃げられない、ぎりぎりの状態

『絶対絶命(体⇒対)』は大人でも間違えてしまう人が多いです。パソコンやスマホでも、二字ずつの熟語だと誤変換してしまうことがありますよね。

九星術に由来する言葉ですが、『体と命を絶つ』くらい追い詰められているというイメージを持たせるのも、間違いを回避するには良いかもしれません。

前代未聞

意味:これまでに聞いたことがないこと

『前代未門(聞⇒門)』や『全代未聞(前⇒全)』など、間違いのバリエーションが多い四字熟語です。『ぜんだい』も『みもん』も聞き馴染みのない言葉ですから、頭に入って来づらいのかもしれません。

馴染みがないのが原因であれば、意味と漢字をリンクさせて覚えることで解決できます。『未だ聞いていない』という部分に注目して、覚えさせましょう。

無我夢中

意味:我を忘れるくらい熱中すること

『無我無中(夢⇒無)』と『夢我夢中(無⇒夢)』の2パターンあります。同じ漢字を重ねてしまうのです。読み方が同じですし、気持ちは分かります。

『我を無くすほど夢中になる』と、意味を漢字で覚えましょう。書いた後に意味が通じるか見直すクセをつけるのも大事ですね。

意味を理解しよう

意味が大事

どの四字熟語も、正しく書くポイントは『意味を理解すること』です。意味がそのまま漢字になっているものがほとんどなので、意味さえ正確に理解していれば、間違えることはありません。

『意味を理解する』というのは目に見える勉強ではないため、おろそかにしてしまいがちですが、やるとやらないとでは差がつきます。ぜひ、まとめて確認してみてくださいね。

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