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入塾テストで落ちることも?不合格にならないためにすべき5つの対策

天秤時計

大手塾に入るとき、不安の1つが入塾(入室)テスト。点数でクラスが決まるだけでなく、不合格で入室できないことも珍しくありません。

「3回落ちて、4回目でやっと入室できた」「何度も落ちたので諦めて他の塾へ行った」という人もいます。塾のレベル(実績)を保つためにも、入塾の段階である程度ふるいにかけているのです。

どんなにやる気があっても、入塾できなければ話になりません。

もちろん上位クラスの方が雰囲気が良く、お互いに競い合えるということはあります。欲を言えば点数も欲しいですよね。

入塾テストでに合格し、できるだけ良いクラスに入るためには事前の準備が重要です。学力だけでなく慣れと心構えも必要ですよ。

1)集中力をつける

4年生以降は、算数・国語で30~50分、理科・社会は30分前後のテストを受けます。普段テストを受け慣れていないと、最後まで座っていることすら苦痛となってしまいます。

すべて集中力を切らさずにというのは難しいですが、諦めずに最後まで問題に向かう程度の集中力は必要です。

対策としては、家で模擬試験をやってみるのがオススメです。テストの中身は何でも構いません。とにかく45分、黙って問題に向かわせてみてください。

テレビや音楽はナシ、静かな環境をつくりましょう。ただし大人の目がなければ、ほとんどの子どもがサボります。リビングなど、大人の目が届くところが良いですね。

実際のテストでは休憩をはさんでテストは続きますが、とりあえず45分を試してみてください。ムズムズしてすぐに集中力が切れるようなら30分でもOK。何度か試して感覚をつかませましょう。

2)スピードを求める

時間が少ない

テストでは時間配分が大事です。中学受験でも、時間配分を間違えて涙を飲む子供も少なくありません。

国語の漢字なら、文を見て漢字を書く問題を10問。時間を計って解かせてみてください。

下に3年生レベルの漢字で10問の例題を用意しました。書けるかどうかも大事ですが、ここでは所要時間を見ます。まずは5分にタイマーを設定して解かせてみましょう。

10問にかかる時間、中学受験をする4年生の理想は3分です。1問にかけられるのは20秒程度なので、考える時間はほとんどありません。入塾テストなら、4分を目標にしてみましょう。

「このくらいのスピードで解かないと間に合わない」という感覚を持たせます。漢字以外もゆっくり考えている暇はないんだ、と思わせられれば成功です。

どんなに知識があっても、時間内に書けなければ点数になりません。テストの前に実感させてあげましょう。

例題:【 】を漢字で書こう。

≪目標時間:4分≫

  1. 【エキ】まで走って行く。
  2. 【ギンイロ】のキーホルダーを買う。
  3. 七月七日は【タナバタ】だ。
  4. 教科書を【オンドク】する。
  5. 国語の【ジカン】に漢字を勉強した。
  6. 【ヨル】になると虫が鳴き出す。
  7. 【ハレ】たらピクニックに行こう。
  8. 【スイヨウビ】はテストがある。
  9. スーパーで肉と野菜を【カッタ】
  10. 答えを【オシエテ】ください。

目標時間内にできましたか?

3分で書けるようになれば、テスト本番でも余裕をもって取り組めます。

解答

駅 銀色 七夕 音読 時間

夜 晴れ 水曜日 買った 教えて

3)正確にしっかりと書く

受験で必要なのは正確な知識です。なんとなくでは点数になりません。そしてそれは入塾テストも同じこと。

たとえば漢字では、『トメ・ハネ・ハライ』まできっちりと意識させます。「ちゃんと書いたはずなのに」はもったいないですね。

社会の地名や人名も感じが違うからバツになってしまう子供は多いものです。算数で数字が読みにくくバツになることもあり得ます。

入塾テストを受ける前は、親が丸付けをしてあげてください。細かいところまで厳しく見てあげましょう。

バツをつけられたことでスネたりやる気をなくしたりすることも多いのですが、受験を考えるなら避けては通れない問題です。「テストとは厳しいもの、正確に書くことが大事」と教え込んでください。

【参考記事】4年生が間違えやすい漢字TOP5!漢字のバランスは子どもには難しい

4)軽く先取りしておく

入塾テストのためにわざわざ新しい勉強をするのもおかしな話だと感じるかもしれませんが、不合格で入塾できなければ元も子もありません。

塾の勉強は学校より進んでいます。それについてこられるようなレベルの生徒でなければ入塾できません。

簡単な対策は、教科書の先を流し読みしてみることです。劇的な効果は見込めませんが、算数なら親が分かる範囲で説明しておくと多少結果は変わるかもしれません。

塾によっては、年間スケジュールや学習予定表、年間カリキュラムを見ることもできます。塾や公式サイトで見られることがあるのでチェックしてみましょう。

スケジュールが分かれば先取りもしやすくなります。国語では準備できるのは漢字と知識ぐらいですが、他の教科は範囲が分かることで格段に準備しやすくなります。

5)落ちる前提でスケジュールを組む

SAPIXや四谷大塚のように不合格で入塾できない可能性のある塾なら、一発合格できない可能性を考えておきましょう。不合格は珍しいことではありません。

ギリギリに入塾テストを受けると、落ちた場合に予定が狂ってしまいます。特にSAPIXは月に一度しかチャンスがありません。時期を逃して数か月後に入塾テストに再チャレンジしたという人もいました。

落ちることはなくても入室後のクラスが気になるなら、こちらも早めの入塾テストがオススメです。入塾時に下位クラスでも、慣れてくれば上位クラスに上がれることもあります。

上位クラスからスタートするのは稀

入塾テストで点数をとる方法を説明してきましたが、実際に上位クラスからスタートできることはほとんどありません。受験勉強に慣れていないのですから当たり前です。

絶対に上位クラスから始める!とこだわるよりも、少しでも上からスタートできれば……くらいに思っておいてください。

過去の入塾テストをネットで売っている人もいます。購入して準備させたいと思うかもしれませんが、過去問を買うのは絶対にやめましょう。

実力に合わない上位クラスに入ってしまうと、後が大変です。授業はレベルが高くてついていけず、テストのたびにクラスが下がる。子どものプライドは傷つき、モチベーションも下がります。

子どもの実力に合ったクラスに入るのが最良です。入塾後に後悔しないよう、正攻法で準備してくださいね。

落ちたら電話でアドバイスを聞こう

入塾テストで落ちることは珍しくありません。事前の準備をしたのにダメだったとしても、子供には経験が残ります。

塾でテストを受ける。子どもにとっては新鮮で不安で本来の力が出せないのが当たり前です。子供の心が折れなければ、また次のチャンスにかけましょう。

塾によってはテスト後に電話をくれることもあります。

さすがに細かいことは教えてくれないと思いますが、ダメでもともと、テストのアドバイスを聞いてみましょう。「時間が足りなかったようですね」「集中が続かなかったように見えました」などは教えてくれるかもしれません。

塾としても、やる気がある子どもならぜひ入塾してほしいという気持ちはあります。塾の先生にアドバイスを求めるのは悪いことではありません。使えるものは何でも使って、入塾を目指しましょう!

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