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塾なしは無理?元塾講師が「中学受験に塾は必須」と言い切る理由

窓辺のイスとテーブル

「塾なしで中学受験は可能ですか?」

多くの方が一度は考えることだと思いますが、「まず無理」というのが答えです。

4年生から進学塾に通うのが理想ですが、遅くとも6年生からは通いましょう。特に「公立進学はしない」「偏差値50以上の中学を受験する」と考えている人にとって、進学塾は必須レベルです。

その理由を5つにまとめましたので説明していきます。

1.進学塾は受験情報を持っている

学校の偏差値情報に加えて各学校の特徴や過去の合格者データなど、進学塾は独自の情報を多く持っています。

同じ偏差値でも、合格しやすい学校と難しい学校があります。どの教科を重視しているか、過去にどんな生徒が合格しているかなど、細かく生徒の成績と学校の傾向を分析すると見えてくることがあるのです。テストの配点も学校ごとに違いますからね。

膨大なデータと生徒の様子や成績を照らし合わせるのは、進学塾にしかできません。進学塾に通う一番のメリットは、蓄積されたデータを使って受験のアドバイスをしてもらえることです。

データは毎年更新されているため、常に最新の情報があるというのもポイントです。

中学受験をとりまく状況は毎年変わります。親が中学受験経験者でも、そのときとは全く状況が異なるため参考になりません。数年前に受験した兄弟の状況ですら参考にならないこともあります。

最新のデータと膨大な過去データを生徒に合わせて活用してもらえるのが、進学塾に通う最大の理由です。

2.先取り学習と過去問添削をしてくれる

小学校の学習範囲

一般に進学塾のメリット言われるのがこれですね。

各学校の対策をするためには、6年生の夏までに小学校の授業範囲は終わらせる必要があります。どうしても学校の勉強だけでは足りません。親が見てあげることも不可能ではありませんが、4科目を受験水準まで持っていくのは至難の業です。

進学塾なら受験用にカリキュラムが組まれているため、それに合わせて勉強すればOKです。難しい算数の問題も授業で教えてくれます。

小学校の範囲を一通り勉強し終えたら、復習と並行して過去問を始めます。受験を見据えたスケジュールを考えると、6年生の秋から始めるのが理想です。

【参考記事】中学受験の過去問はいつから始める?国語は6年生の秋からがオススメ

過去問は市販のものを使います。解答や解説も載っていますが、実際にそれだけで納得できるような問題ばかりではありません。

算数と理科は答えを見ても解き方が分からない。国語と社会は記述問題の添削ができない。結局誰かに聞かなければ肝心なところが分からない、ということが多いのです。

もちろんこれも親が見てあげることはできます。ですが、算数の解説をできる人は限られていますよね。国語は本文を読み込まなくてはならないため、時間もかかります。理科社会の語句や仕組みを即答できる人はどれだけいるでしょうか。

小学生にも分かる解説をするのは大変です。大人がなんとなく当たり前と思うことでも、小学生でも納得できる理屈で説明をするのは慣れていないと難しいもの。プロに任せてしまうのが安心かつ確実です。

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3.親子の心を支える

小学校高学年は反抗期が始まる時期でもあります。大事な受験を二人三脚でと思っていても、子どもがそれを嫌がることも少なくありません。

実際に塾講師時代、親御さんからの電話で「親には何も話してくれない」「家では口をきかない」といった相談も多くありました。子どもが塾で見せる顔と家で見せる顔は違うんですよね。

受験は親も子も消耗します。独学だとどうしても子どもと親がべったりになってしまいます。親とうまく話せない子どもは多いため、メンタルケアができる第三者の存在は大きいのです。

何も話してくれない子供、伸びない成績、たまっていく一方の宿題。誰かに相談したくても、受験絡みの話を相談できる人はなかなかいません。塾はそんな親の支えともなるところなのです。

4.仲間と競い合える

集団指導塾に限った話ではありますが、競い合える仲間がいるというのも塾の大きなメリットです。

勉強がつらいのも、漢字が覚えられないのも、成績が伸びないのも自分だけじゃない。だからこそ負けたくないし、少しでも上に行きたいと思って努力する。負けたら悔しくて、もっと努力をする。

独学では味わえない感覚ですよね。塾では楽しくおしゃべりする時間はほとんどありません。それでも同じ目標に向かって必死になる友達、いや仲間がいることは大きなモチベーションとなります。

5.子どもが受験モードになれる

競い合える仲間、厳しい先生、成績で決まるクラス。嫌でも『受験生である』という自覚が生まれます。

独学だとそうはいきません。慣れた家でよく知った家族とともに勉強するのでは、受験モードになるのが難しいのです。結局受験ギリギリまで受験生という自覚がないまま、なんとなく受験勉強をしてしまうことも。

雰囲気というのは想像以上に大事なものです。まして公立の小学校なら、まわりは受験をしない子がほとんど。「どうして僕だけこんなに勉強をしなければいけないんだろう」「私は他の子よりずっと努力してる」そう思って、勉強が進められなくなることもあります。

雰囲気次第でモチベーションは大きく変わります。小学生はまだまだ精神的にも未熟。成績の上下だけを見ていてはうまくいかないのです。

中学受験は特殊な世界

中学受験は高校大学受験とは別モノ

進学塾というと進学情報やカリキュラムに目がいきがちですが、実は環境を整えメンタルの支えとなってくれるところでもあります。

中学受験をするのは小学生、子どもです。大人がしっかりと導き、バックアップしてあげなければなりません。

進学塾は勉強面でも精神面でも、受験に立ち向かう親子の強い味方となります。費用はかかりますが、やっぱり中学受験に進学塾は必須なのです。

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