頑張れ受験生! 

中学受験の基礎知識!偏差値や有名校を知って情報を読み解こう

校舎

中学受験は特殊な世界。かかわったことのない人にとっては未知の領域です。

開成や灘など全国区の有名校もありますが、多くの学校についてはよく知られていません。分からないことだらけでネットや資料を見ても、膨大な資料に圧倒されて全く感覚がつかめませんよね。

偏差値は?難関校とは?あの大学にも附属(付属)校があるの?

中学受験に興味を持って調べる際に知っておきたい、有名校やその偏差値について見ていきましょう。

偏差値の基礎知識

偏差値50とは

そもそも偏差値とは何か。意外と正しく知っている人は少ないんですよね。

偏差値は細かい計算によって出されます。が、自分で出すことはないので、ザックリ説明しますね。

偏差値の基本ラインは50です。平均点を取った人の偏差値を50として、点数が高ければ51,52と上がっていき、悪ければ49,78と下がっていきます。偏差値70は上位2%、60は上位16%です。

最高、最低は決まっていませんが、だいたい20~75程度。中学の偏差値ランキングなどでは、30~70程度に収まっています。

偏差値を測るのは「模擬試験」

模試3種類

偏差値が分かると、他の子どもと比べてどの程度のレベルなのかが分かります。

当たり前ですが、中学受験をする子どもが多く参加するほど、中学受験の参考となる偏差値は正確に出ます。中学受験をしない小学生が多く受ける模試では、平均点も下がりますので偏差値の信頼性も下がってしまいます。

では信頼できる模試とは何かってことですよね。『統一合判(首都圏模試センター)』『合不合判定テスト(四谷大塚)』『全国公開模試(日能研)』は三大模試と言われ、多くの小学生が受験します。

問題のレベルや受験生の層などから、偏差値の出方は少し異なります。首都圏模試センターは下位から中堅校の判定に、日能研と四谷大塚は中堅から上位校の判定に向いていると言われます。

首都圏模試センターは高めの偏差値が出ます。逆にSAPIXの模試(サピックスオープン)は、受験生のレベルが比較的高めなこともあり厳しい偏差値が出ます。受ける模試によって偏差値は変わるので、基本的に同じ模試を受け続けることをオススメします。

MEMO
このサイトでは日能研の偏差値も考慮しつつ、四谷大塚の偏差値をベースに考察をしています。

偏差値50の学校はどのあたり?

偏差値の仕組みが分かったところで、実際の中学の偏差値を見てみましょう。

ベースとも言える偏差値50付近の中学校をいくつかピックアップしました。

  • 巣鴨中学校
  • 学習院中等科
  • 芝浦工業大学附属中学校
  • 明治大学付属中野中学校
  • 大妻中学校

「あの学校……もっと高いと思ってた」という感想が聞こえてきそうです。上記の学校はもっと偏差値が上じゃないかと予想した人は多かったのではないでしょうか。

偏差値50というと平均点のイメージですが、中学受験をする小学生自体が全体の一部なのです。実際の偏差値とのギャップがあるのもしかたがないことですね。

トップ校「御三家」「女子御三家」

御三家

有名大学を表すのに旧帝大早慶上智といった言葉を使いますが、中学受験でも似たような言葉があります。

男子校のTOP3は『御三家』、女子高のTOP3は『女子御三家』と言います。威圧感のある渋いネーミングですよね。偏差値や人気だけでなく、東大合格者の数も含めてのTOP3です。

『御三家』は開成、麻布、武蔵偏差値は70クラスで、東大合格者を毎年多数輩出している中高一貫校です。ちなみにこの3校の国語はほとんど記述問題。学校別の対策が必須です。

最近では武蔵に代わって、駒場東邦中学校(駒東)が御三家に入ったとも言われています。

『女子御三家』は桜蔭、女子学院、雙葉で、こちらも偏差値70クラス。雙葉に代わって、豊島岡が台頭しているとも聞きます。

東大合格者では、共学の渋谷教育学園幕張中学校(渋幕)も勢いがあり、注目を集めています。

多くの学校の名前を挙げましたが、知っている学校はありましたか?どれも中学受験の情報を集めているとよく目にする有名校。上位校に区分されるため、早くから受験を見据えた勉強が必要な学校です。

有名大学の附属校や系列校

偏差値や東大合格者数よりも有名大学への進学ができたほうが……と思うなら、気になるのは附属校ですよね。多くの私立大学に、附属もしくは系列の中学校があります。

中学の偏差値と大学の偏差値はかなり大きな差があります。大学の偏差値が高いからといって、中学も高いとは限りません。その逆もまたしかり。

気になる有名大学の附属校とその偏差値をいくつかピックアップしてみます。

  • 青山学院中(58)
  • 慶応中等部(67)・慶應普通部(63)
  • 早稲田中学校(65)・早稲田実業(65)
  • 立教池袋(56)・立教新座(59)
  • 中央大附属(53)
  • 学習院中等科(52)
※カッコ内は偏差値です。

同じ大学でも他にいくつかの附属校を持つところもありますし、入学者が全員その大学へ入るわけでもありません。立地や入試日程も関係するため、参考程度に考えてください。

ですが、将来行かせたい大学があるのなら、中学受験から始めた方がハードルは低そうですよね。

まずは50を目指して

偏差値と有名校をひととおり見てきました。このあたりの知識があると、中学受験情報がより深く理解できるようになります。もちろん偏差値は固定ではないので、お子さんが受験するときには変動している可能性もあります。

中学受験ではまず偏差値50を目指すことで、選べる範囲が広がります。有名大学の附属校も視野に入れられるのは、将来を考えると安心材料になりますね。

偏差値という言葉にマイナスイメージを持つ人も少なくありません。ですが、中学受験のチャンスは人生に1度きり。子どもには冷静な分析ができないので、親が客観的に情報を集め分析しなければいけません。

正しい知識と感覚で、情報を収集してくださいね。

参考 2017偏差値一覧四谷大塚ドットコム

コメントはこちらへどうぞ