新聞を活用したい!勉強嫌いな小学生に試してみたい使い方5つ

ポップな英字新聞

新聞は社会の動きもつかめるうえ、正しい日本語を学ぶこともできます。天気や自然の話題なら理科の勉強につなげることもできます。

役に立つと分かっていても、現実には新聞を読む小学生はそう多くありません。特に勉強が苦手、もしくは嫌いな子供にとって、小さな活字が並んでいる新聞はハードルの高いものです。

新聞をとっても一向に読んでくれない、どうせ読んでくれないから購読はちょっと……。そんな悩みに効く、新聞の使い方をご紹介します。

1)全体を眺めさせる

新聞は見るだけでOK
まずは興味を持たせるために「読む」ではなく「見る」機会を増やしましょう。子供の目に付く場所に置いておき、無意識に目に入るようにします。リビングやダイニング、ちょっと行儀は悪いですがトイレに置くのも効果的です。
手に取る様子がなければ一緒に全体を眺めてみましょう。無理に文を読ませなくてもOKです。写真や見出しを見て、「怖いねぇ」「すごいねぇ」といった感想だけで十分新聞を身近に感じることができます。

2)気になった記事を聞く

新聞の気になった記事は?
新聞を見ることに抵抗がないようなら、1つだけ気になった記事を聞いてみましょう。事件でもスポーツでも気象情報でも良いのです。子供は自分の興味を持ったことを答えるので、話を広げやすくなります。

気になったのが台風のニュースならその大きさやルート、ワールドカップの試合なら開催地の話など、とにかく記事から話をつなげます。内容に分からないところが見つかったら記事を読むよううながせば、記事をじっくり読む目的もできます。
子供は人に何かを教えるのが好きです。いつもは教わる立場の子供にとって大人に教えるという機会は少ないため、「教えて?」というと嬉々として説明してくれます。かわいいですよね。
慣れてきたらこちらも気になった記事の話をし、お互い教えあうようになると家族の会話も弾みます。

3)音読させる

音読で理解度も図れる

少し勉強色が強くなってしまいますが、音読は有効です。気になった記事を音読で教えてもらいましょう。

とはいっても全文をべたっと読ませるわけではありません。記事の最初の部分、無理のない範囲だけでOKです。子供向けの新聞ならフリガナもあり表現も分かりやすく工夫されているので、音読も苦にはならないはず。

文章を読ませてみると、分かっていない言葉や表現が意外と多いことに気づくでしょう。つっかえたりイントネーションが不自然だったりするのは分かっていない証拠です。意味や内容を教えてあげることで語彙力や常識力も養えますよ。

4)クイズを作ってあげる

記事でクイズを作る

新聞を読むきっかけや目的がつかめないようであれば、ちょっと面倒ですがクイズを作ってあげるというのも手です。社会の勉強に近くなりますが、ゲーム感覚で新聞を読んでくれます。

クイズと言っても簡単な穴埋め文や選択問題でOKです。答えは新聞を読めば分かるように作ってくださいね。

たとえば「6月8日、(  )のシャルルボワでG7サミットが開催された」といった感じです。地名や人名を穴埋めにすると簡単にクイズが作れます。慣れてきたら記述解答のクイズにしても良いですね。

解くのに慣れてくると子供が自分で作ると言い出すこともあります。実はクイズは解くより作るほうが大変で、記事を何度も読まなければいけません。子供が作りたいと言い出したらしめたもの。お願いして難しいものを作ってもらいましょう。

5)3文で要約させる

3文で記事を要約する

ややハードルの高い作業になりますが、要約をさせることで文章全体を理解しまとめる力がつきます。内容が正しいかを見極めるため、まとめる記事は親が指定するのが良いでしょう。

要約というと堅苦しく難しいイメージがありますが、慣れるまでは簡単なもので大丈夫です。大切そうな文、分かりやすい文を3つ抜き出すところから始めましょう。量は3文程度で、内容が分かればOKです。

子供がまとめた要約は親が確認し、足りなければ質問をしてみましょう。内容の補足を聞くのも良し、子供がどう感じたかを聞くのも良し。理解が足りなそうであれば、後日また同じ記事を要約させるのもアリです。

興味を持つことが最優先

今回挙げた5つの使い方に共通する目的は、社会の出来事に目を向け興味を持たせるということです。社会に自分の知っていることが増えてくると、他人事ではなく自分のことととらえられるようになります。外国の出来事より国内の出来事のほうが興味がわきやすい、というのと同じですね。

国語力を上げる、知識を増やすと気合を入れすぎると新聞は読みにくくなってしまいます。まず大切なのは、新聞とそこから分かる世の中の動きに興味を持つことです。

今は詳しく理解できなくとも、「何となく知ってる」「聞いたことがある」というのは大きな武器になります。直接成績を上げるのではなく、勉強の下地を作るのが新聞の役目です。長い目で新聞と付き合っていきましょう。

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