中学受験で塾への合格あいさつや手土産は必要?大手塾の実例を紹介

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ようやく中学受験が終わったところで保護者が気になるのは「塾への挨拶」。行くべきか、行くなら何か持っていくべきか。塾へ直接聞くわけにはいきませんし、かといってほかに聞く人もいない……。

元塾講師の立場から、大手進学塾ではどうだったのかをまとめました。

先生たちは挨拶が嬉しい

まず知ってほしいのは、塾側先生側からすると合格後の挨拶は嬉しいものだということです。

進学塾では最後の授業は受験直前。学校とは違って卒業式などはないため、いつも通りに生徒を帰して1年間の授業が終了となります。先生たちは合格できるようにという祈りと少しの寂しさを抱えて最後の授業日を迎えるのです。

特に受験会場の激励で表情が気になった子や激励で一度も会えなかった子などは、結果やその後の表情が気になります。結果報告の電話口では分からないことも多いので、やはり直接会って顔を見て話したいと思ってしまいます。

挨拶というほど堅苦しいものではなく、ふらっと寄ってみたというような感じでも嬉しいのです。

受験後でしか話せないことも

4,5年生や6年生の受験期間も保護者や本人と話すことはありましたが、やはり受験が終わってからしか話せないことも多いものです。夏期講習ではモチベーションが一気に下がって心配だった、実は〇〇中学校は激戦でハイコースでも不合格者がいた……。受験後の挨拶は先生も生徒も保護者も、今だから話せることを聞いて話すチャンスなのです。

受験後だからこそ、受験からはちょっと離れた話もできます。中学で強みになるだろう科目の話やほかの生徒との話など、保護者を交えてちょっとくだけた話ができるチャンスはめったにありませんよね。

実際は7割ほどが挨拶に来る

校舎で希望する卒塾生が塾に来る日を決めていたということもあり、私がいた塾には毎年受験後に7割ほどの親子が挨拶に来てくれていました。

来なかったのは元々保護者が忙しく塾へ来ることがほとんどない場合や結果が不本意だった場合などが多いです。ほかに「反抗期で一緒に伺えないので……」と塾に電話をする方もいました。

塾としては、受験後に挨拶に来るのは恒例行事という認識ですね。無理していく必要は全くありませんが、多くの保護者が子供と一緒に行くと思って良いでしょう。

目当ての先生がいないことも

大手の中学受験塾では2月の首都圏入試が終わったタイミングで講師陣の移動(配置替え)が始まります。講師陣の移動は何か問題があったからではなく、定期的に起こるものです。早ければ1年で、多くは3~5年で移動すると言われます。

常勤講師、非常勤講師、さらに塾長も移動の対象です。どうしても会いたい先生がいるならあらかじめ塾に確認を入れておいても良いと思います。会えない可能性を考えて手紙を添えておくのもアリですね。

来る人はほぼ手土産アリ

挨拶に来る人のほとんどは手土産を持ってきてくれます。塾の先生たちへというもののほか、特定の先生に個人的に渡す方もいました。手土産の受け取りは塾次第ですが、禁止するお知らせが配布されていない限り、受け取ってもらえないということは起こりません。

ちなみに私は「兄弟そろって担当してもらったので」「去年も今年も見てもらったので」といった理由で個人的に物をもらったことがあります。「お酒が好きと聞いたから」と塾長に日本酒を持ってきた生徒もいて、職員室で話題になったことも。

喜ばれるのは個包装

中学受験の挨拶で喜ばれる手土産

手土産に持っていくものは個包装だと喜ばれます。職員室で多くの先生が手に取って仕事の合間につまむことが多いからです。

賞味期限が長いものも塾側としてはありがたいです。同じ時期に何十個も受け取るため、(私がいた校舎では)賞味期限順に少しずつ開けていました。数日で期限が切れてしまうともったいないので、せめて1ヶ月できれば2ヶ月以上期限のあるものにするといいと思います。

個包装で賞味期限が長いものと考えると、せんべい系や焼き菓子が間違いのないチョイスです。分かりやすいもので言うとヨックモックとかでしょうか。値段的にも買いやすいものが多いですし、軽いので持ち運びやすいですし。

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ほかにはスティックコーヒーやインスタントコーヒーの詰め合わせも良いと思います。授業準備や授業後の事務作業をする時間にはコーヒーや紅茶が欠かせないという先生も多いので喜ばれるでしょう。缶ジュース詰め合わせでも良いですが、重いので持っていくのが大変ですよね。

避けたいのはケーキとアイス

中学受験の挨拶で避けたい手土産

もらったお菓子類は仕事の合間にいろいろな先生がバラバラにつまみます。ホールケーキは見た目も華やかで味も良いのですが、食べるタイミングが難しいので塾側としては難しいと感じる手土産です。

ホールケーキの問題はほかにもあります。塾では調理をすることがないので、包丁や食器類はほとんど用意がありません。切り分けて食べるのが難しいんですよね。

調理をしないので冷蔵庫も小さめサイズで、先生たちが飲み物などを入れているためあまり余裕はありません。ホールケーキを箱のままは入れておけない塾もあるんじゃないでしょうか。

冷蔵庫のサイズを考えると常温保存のできないシュークリームやアイスも、塾によっては困ってしまうかもしれませんね。

余裕があればぜひ挨拶へ!

先生たちは卒塾生からもらったお菓子をつまみながら思い出話をします。「〇〇くんはずいぶんと伸びたよねぇ」「××さんといえば授業中に歯が抜けた事件だよなぁ」なんて話しながらなつかしむところまでが恒例行事です。

無理して行くものではありませんが、塾側先生側からしたら挨拶に来てもらえるのはとても嬉しいこと。時間や心に余裕があればぜひ行ってみてくださいね。

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